相変わらず、自宅脇ベランダで無線していることが多いです。ただ、ちょっと食傷気味なので・・・気分を変えるというか、持てる機材は全て移動運用前提で揃えた機材なので、その実用テストを兼ねて自転車に積んでサイクリングを楽しみつつ、HF帯の無線運用が円滑に出来るかを検証してみました。
無線機器の本体及び周辺機器は、自転車の横に付けたバック1つに収まります。
中身は、無線機本体とアンテナチューナー、モバイルバッテリー、
アンテナ&アース線(ペットボトル巻取り)。
こんな具合に組み立て運用します。
アンテナは、青い棒状のものです。ちょっと長尺なので、荷台からトップチューブにわたす感じで、積みました。ヘルメット上部には、マグネット式のアンテナを設置出来るよう、鉄のプレートをつけています。
目的地は、千葉県の先端です。チーバくんで言うところの鼻先です。
千葉県の先端、チーバくんの鼻先は茨城県であること初めて知りました。ここまでサイクリングして無線を楽しんで来ました。全行動時間は、11時間に及ぶものの、自転車を走らせて居たのは、5時間のみです。残りの6時間は無線運用+デイキャンプを楽しんで居ました。
古利根川沿いを上流、幸手エリアに向けて走っています。
サイクリングとはいえ、こんな固くしまった未舗装路が好きです。
自転車で走っている時は、発汗による体温低下を防ぐ衣服なれど、無線運用中は、暖衣が必要になります。最軽量にして効率性の良い衣類を積んでいます。
北風が強く吹き行く手を阻みました。思うように速度を維持できません。サイクリングロードを離れて国道4号線(旧道)を幸手市方向へ走りました。幸手市駅前から右に折れて行けば着くイメージでした。圏央道は一度跨ぎで着く筈なのに、二度跨ぎそうになったので進路修正したのが仇になり、予想以上の大回りになりました。
朝07:27目的地到着です。5:40から走り始めたので、2時間掛かりました。距離は35kmと踏みましたが、25kmでした。画面左に筑波山、同右に関宿城、手前に江戸川の水位を調節している関宿水閘門がある、そんなロケ地です。
手前の水面は江戸川、奥に見えるのは利根川です。さらに奥には圏央道と日光の山並みが霞んで見えています。
アンテナ設置状況です(分かり難いかな)。
はい、無線運用開始です。
無線してんだが、クッキングしているかは・・・
GM(群馬)は、144MHzのSSBモード、大阪(OS)、長野(NN)、熊本(KM)エリアは、7MHzのSSBモードで交信です。基本的にお相手となる山頂に移動した無線局が主体で周波数及びモードは選択するのでした。
水域に囲まれていると、電波の受けも送りも好調でした。
群馬の村上山(GM-074)、角間山(GM-014)に登った局は、もう一座 棧敷山に登るという。その角間山を下り、棧敷山に登り返す時間内に私は、自宅に帰るというトライアルをすることにした。
(途中まで江戸川サイクリングロード走ります)
風は私を押してくれてます。しかし、おそらく南(向かい)風に変わるであろう微妙な時間帯です。
凡例の赤線時速18Km以上で走ってます。(普通のサイクリングしているロードレーサーからすると亀の様に遅いんですがね^^)
冬枯れの間から、菜の花が先ほころぶ江戸川サイクリングロードを気分は弾丸で南に走ります。
途中、グライダー飛行場で大空に舞う無動力のワイヤー引き上げの様子を眺めたり・・・
犬さんの障害物競走をしている会場の密な状況に驚いたりしつつ、先を急ぎます。
で、最終的に棧敷山(JA/GM-020)から波を出し始める時間には間に合って、アンテナ展開も出来たのですが、全く聴こえませんでした涙
【棧敷山~春日部、直線上の断面図】
【棧敷山~移動運用地、直線上の断面図】
【考察】移動運用地、チーバくんの鼻先に留まっていれば、棧敷山局と交信出来た可能性は高い。
SOTA山岳アワードにおける地上追い掛け班も時には移動運用した方が楽しいこと、揃えた機材が充分、移動運用に使える事が判りました。
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