ついにやりましたよ~
前回、登り損ねた栃木県鹿沼市の、かまど倉(557m)に再挑戦して来ました。
前回、山中で迷い本来進むべき方向を180°逆に辿り、自分の不甲斐無ささに呆れ、降りる場所だけ確実にした植林の為の作業道を登りました。
前回の挫折地点の鞍部まで来ました。スタートから30分、此処からが未知の部分です。
東へ進むと川化山、西へ進むと、かまど倉山。今回は間違わずに西へと歩を進みます。
途中、高圧送電線の下を通るのですが植林伐採で目印の赤リボン、赤ペイント等のマークされた木々も一緒に薙ぎ倒されており、足場の悪い地面フカフカの斜面を進まざる得ない場所もありました。
それでも無事、山頂に辿り着きました。最後は、トラロープが敷設される部分もあり、なるべく頼らずに登ろうとしましたが、足場悪すぎで使わざる得ない場面もありました。
まだ新しいロープだったので良いですが経年劣化するので、ちょいと怖い場所です。
予め任意の座標軸を地図アプリに入れて来ました。その座標とは、"SOTA JA/TG-070柿沢"、かまど倉山頂とピタリ合致しました。この事実が知りたかったんです。(ニンマリの図)
三角点もありました。
無線用のアンテナを木々に括り付けて、しばし空きチャンネルを探します。日曜日の午前10時、何処もかしこも賑やかに交信されて居ます。しかし、とある周波数が使われて居ないことに気づきました。それは、433.020MHz。呼出周波数の真横、此処で無線交信することは、ある意味、危険なのでした。というのも誰もが、先ず無線機に火を灯して聴き入る周波数が433.000MHzです。そのすぐ隣の433.020MHzは、応答局を誘っているようなもの。交信話術に長けて居る局がオデニナル無線チャンネルの一等地なのでした。事実、432.980MHzには、関東エリアでその名を知らぬ人は居ないであろう、コールサインが5文字しかない” Zℹ︎さん "が陣取り高らかな喋り口調が聴こえているのでした。
まっ、他に空いている周波数も無い事だし433020FMで無線交信する事にしました。但し出力は、2.5W。呼出周波数でCQは出さない。
これでは誰も私に気づかないのですが【SOTA愛好家向けの仕掛けを使います】それは、、、
私は、此処に居るよー、応答しに来てね〜。というメッセージを情報掲示板に自ら挙げたのでした。
山頂移動運用局を追い掛けるのを嗜好する局なら、"おっ?、iZ Y局が山頂移動運用を始めたぞ、なになに、周波数は3ポイント、ゼロ2(3.02)⁉️。奴め、血迷ったか?"と思ってくれる筈なのですね^ ^。
交信開始一局目、二局目は、SOTA追っかけ班の大御所さんに応答頂けました。アンテナの向きも意図的に其方に向けて居ます。この方々とのエール交換してから東京方面にアンテナ角度を向け直しました。此処まででSOTA山岳移動運用局の無線交信規定4局を終えたので英国のSOTAデータベースに"登ったよ"と報告出来るのでした。
無線交信したのは、山頂部から少し離れた場所です。他に登山されて来る方に山頂部に陣取り無線する事は下手な摩擦を起こすので、遠慮するのがマナーですし、私の声はウルサイらしいです(家族談)。しかし、この日は他に誰も登っては来ませんでした。
(交信地は、お聞きした地名の市役所所在地を便宜的な取り扱いとしています。)
交信したのは、上図に掲げた8局の他に地元局を合わせた10局と交信しました。交信機会を得、応答頂けた各局の皆さんありがとうございました。
交信時間は、10:38〜11:22でした。
今回、登った、かまど倉は、SOTA、山岳移動運用アワード対象の山です。そして今まで誰も登って無線交信をしていない?少なくともSOTA山岳移動運用規定に則って無線交信をしていない山なのでした。
自分は、これまで自宅ベランダから山岳移動運用局を追い掛ける側の楽しみを専ら愉しみにして来ました。
交信すると、その標高に応じてポイントが貰えるのです。標高1,500m以上の高い山と交信すると10ポイントが貰えます。今回登った山の標高は、557mなので2ポイントゲット‼️なのですが、自宅で得る2ポイントより汗をかいて登り交信して得る2ポイントも味わい深いものがありました。これからは、山岳移動運用と自宅ベランダからの追い掛け班の二足の草鞋で楽しもうと思います。
はい、今回登ったこの山、最初に登ったのはJJ1IZYだよ。という記録が付きました。こらから山に登るあたり、嗜好するのは誰もまだSOTA山岳移動運用規定に則って無線交信して居ない山なのでした。ちょいと嬉しいっす。
(続く)
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