3月8日晩、フレンド局から「上州武尊山のSOTAポイントは何ポイント~?」という事前情報を入手
3月9~10日登山計画があるという、、、これは応答せねば!ということで、準備に入った。
上州武尊山(じょうしゅう・ほたかやま)は、群馬県沼田市、利根川の左岸、河岸段丘の上にそびえる山であることは知っているが、山体自体目視、視認したことは無い、見てはいるのだろうが、よく分かっていない。地図で検索すると108km彼方にあるらしい。
まぁ、届くのではないかなぁ、フレンド局とは、日光白根山や、尾瀬燧ケ岳、いづれも山頂運用での交信をしたことがあるので^^)
カシミールに見通しを確認すると・・・
武尊山~春日部自宅は、見通せているとの結果であった。さて、では頑張るとしよう・・・
当日、無線常置場所である自宅ベランダに用意したのは、
無線機は当然として、テント一式装備である。
無線設備とテントの間には調理器具や食材も併せて準備したのだった。何しろ相手は、登山しての交信なので、何時に出てくるかは定かではないので長時間待機が肝要であるからだ、そして自宅は、マンションの7階、風が吹き抜ける場所にあり、無線するには良い環境なのだが、如何せん寒いのだった。その防寒用としてのテント装備です。
今回のターゲットである上州武尊山は、自宅から108km彼方にある。見晴らしが良い時は、日光男体山や白根山は独特の山容なので視認可能なのだが、武尊山は・・・?である。位置関係は、群馬赤城山と皇海山の間に在るはずなので、大まかな方向を見出しアンテナをセットする。山体特定アプリを使い、方角を確認することも必要ですね。
テントに横臥して、アンテナを眺めるの図
使用した無線機は2つ、上部無線機はAC電源にて、周囲の電波を拾う役目を担う。下部無線機は、バッテリー駆動にてターゲットを絞る形ので交信を担う。上は監視、下は無線実運用という形ですね。待機中に周囲の山々登って交信を希望してくる【SOTA・アクティベーター(※)】からの電波を拾い、交信機会を失わない策です、そう私は【SOTA・チェーサー(※)】なのでした。
全容は理解出来ないかも、山頂から波を出す人がアクティベーターで、山頂からの波を受けて応答する人がチェイサーという理解で良いと思います。(他、細かいが重要なルール)
実際、上のアンテナは、今回の交信希望方向真逆の南南東エリアからの電波を拾えます。まぁ、交信したい気持ちもあったがそこはグッと我慢なのであった。しかし、待機時間に、3局と交信した。
だって、聞こえちゃったんだもの・・・チェーサーとして当然追いますわよ~
1.埼玉横瀬・丸山、標高960m【SOTA】JA/ST-012から出てたWIM局
2.埼玉飯能・愛宕山、標高660m【SOTA】JA/ST-015から出てたWIM局
この方とは、12:30に丸山で交信した後、14:24に愛宕山からの交信と、短時間で2座からの交信が成立したのだった。オートバイで移動して登山しているとの事であった。(すごいなぁ)無線機は、先の6mAMロールコールで壊れたかと思いきや、まずまずの調子であった。
3.前橋市・荒山、標高1,572m【SOTA】JA/GM-075から出てたDFO局
13:10、上州武尊山からみると、前衛の山々、赤城山群にある荒山からお馴染みのDFO局がお出になった。これは交信を成立させたい。今回、交信成功で、これまでDFO局とは、5回交信したことになるのであった。(58/59me)であった。荒山から武尊山は、目と鼻の距離32km余である。交信出来るのでは?という感じが出てきたのであった。
しかし、一向に武尊山からの電波は琴線を鳴らさず、時間だけが経過していく・・・途中、コールチャンネルで歌を唄うという迷惑千万な佐野局も出現する等、交信機会を逸していなければ良いなぁ、と思う一幕もあった。
結局21時まで粘るも、上州武尊山に登ったであろうフレンド局とは、交信機会をもつ事はなかった。
だけど楽しく過ごせた土曜日ありました。
事後録:上州武尊山・山頂フレンド局は、交信すべく無線機を14時に握ったそうです。
しかし、誰からも呼ばれなかったそうで・・・14時!
春日部周辺では、呼び出し周波数433.000MHzでは、何処かの誰かさんがPTTスイッチ押しっぱなしの無変調が流れ続けてました。早く自分の犯している失態に気づけと願うばかりでした。なんだ、あの時だったのかぁ~も~残念でならない。
テントの中では、スピーカー・マイクだけを忍び込ませ、ヌクヌクとデイキャンプを楽しんでおりました。将来は、自転車がその場で漕ぎ練できるローラー台を調達し運動しながら交信機会を待つなんて~のも良いかもしれません。
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