今日は、長野県駒ヶ根市、伊那富士こと戸倉山(1,681m)【SOTA】JA/NN-098から、10:307頃、430.250MHzSSBモードで波だすよ~という事前通告に従い、これを成し遂げるミッションを行いました。
戸倉山の場所は、春日部からみて手前に南アルプスの山塊がドーンとそびえるその奥、木曽山脈の山体反射を期待しないと電波届かずエリアでした。準備中に、QJX/0さんが長野市郊外の聖山(1,447m)【SOTA】JA/NN-134に出た。ということは・・・同じ5エリアコールサインのJJ5***/0さんも430MHzのFMモードで出てくる可能性があるので、合わせてこちらも追跡対象としました。
今、長野県長野市聖山(1,447m)から波出てます。驚いた事にVX-8Dの方が耳が良いという事。同じアンテナでFT-818NDは全く聴こえない。VX-8Dも「あ、喋った」お?誰かが「呼応した」位しか判らず。。。緊急事態宣言明けの長野エリアへの交信トライアル、楽しいっす。
周波数は、433.040MHzのFMモードを写真の大きいアンテナ(本当は144MHz専用アンテナで430MHzを聴く(聴こえてしまう))。これをイヤホンを介して右耳で聴きながら、左耳は、写真の丸い輪っかのアンテナで430.250MHzのSSBモードを聴いてます(^^)。さてさてどうなりますやら?!
交信トライアル時間前に、山梨県北杜市(旧高根沢町?)の天女山駐車場(1,400m)から波を出していた、IOP局と433.180MHz、2.5Wで交信し、59/51(me)の記録を得ました。アンテナは22エレメントのシングル八木アンテナだそうで、そんな利得の良さげなアンテナをもってしても、”51”の聞き取り具合になるんだなぁ、これはどうなんだろう?と。ただ、「綺麗に入ってますよ、ご安心くださいね~」との感想をいただけました。
交信トライアル中にアマチュア無線衛星が春日部の真上を通過するのに対応(結果はオケラ)中々楽しく過ごしていました。が、しかし、長野エリアの交信トライアルは見事に失敗でした。落胆している間もなく、8J1-7CALL記念局(※)が「1時間だけ運用!!」と430MHz帯に出てきて、即応で交信トライアルに入りました。競り負けるものの11:10交信成功、記念QSLカードを手にする権利を得ました。
※:日本のアマチュア無線が爆発的ブームだった時に、コールサインの球数が少なくなる現状を打開すべくJコール配給だけでなく7で始まるコールサインを出し始めて今年で30年に成るのを記念して出てきた記念局
そのまま、430MHzを聞き流すと、浅間隠山【SOTA】JA/GM-024に無線局有りを確認。追いかけるも一向に自らCQを出す気配がなく、聴こえてくる電波に呼応する形で規定4局をこなすおつもりらしくちょっと途方に暮れる。
そんな中、本日のハイライトを迎えた。
栃木県霧降高原からの声、「現在、100mmWで交信中、聴こえた方は応答願います」この魅力的なお言葉に関東エリアに居る微弱電力大好きな方々が反応した。ま、全員、ご自分の無線機の送信出力を最小に絞るのは言うまでもなく、私もVX-8Dの最小出力50mmWでの応答準備をしてそのタイミングを窺うのでした。私の1つ前で出た局は、マンションの14階ベランダからの100mm応答で、交信は見事に59/59の成果、霧降高原(1,425m)局と感激を表に出して讃えあっていました。
次が私。100mmWの下を行く50mmWで交信し成功。喜んで頂けました。こちらも嬉しく、次回は山頂同士の交信をしましょうと誓いあって別れました(13:05)。
この後が「仏果山(747m)【SOTA】神奈川の山」山頂移動局は聞き覚えのある声音。応答するのは聞き覚えのあるコールサインの方々ばかり。中にはコールサインを言わずに交信呼びかけしてしまう局もあったりの、アットホームな遣り取りを聴き始めて小一時間経過、「これで交信を終わりにするよ~」との宣言直後に(まさに間髪入れずに、マイクを握り、送話)「・・・IZY?聞き覚えがあるなぁ・・・どうぞ」とお赦しを頂き、交信。ここでも話題は、送信出力W数別のRSレポート結果について。無線機の出力を段階的に下げてその結果を伝えて貰いました。以下春日部側の送信を仏果山局が受けてのRSレポート結果です。(59、5と9、の上はありません)
2.5W:59、1W:58、0.05W:54
最後の最後のさらに最後での交信だったので、長話をさせて貰えました。(たぶん今回で3回目の交信)謝辞をお伝えし、交信を終えました(14:00)
先の仏果山局との交信を14時に終えて、次に交信できたのが、16時30分でした。2時間30分、周波数をウロウロしてました。遂に、50MHz(6mバンド)で沖縄が安定した状態で開けていたりと、日本中の無線局が「わぁ~ぃ楽しいぞ~」状態でした^^ゞ)。
もうこれは24MHzだな、と。アンテナを調整して聞いてみると、北海道(8エリア)から3局、
旭川、深川、石狩の各局が出ていました。その中の石狩局と交信しました。
石狩局の恐ろしく巨大なアンテナ、このアンテナを私の波が揺らしたのかと思うと光栄です。お世話になりました。
最後、ど~しても50MHzが諦めきれず、再度訪れると、まだ活況フィーバー中でした。そんな中、筑波山塊のある桜川市移動局が、若い。この声は小学生だなと思い交信しました。なんとコールサインの後ろ3文字が❝NTT❞でした。かっけ~いいなぁ~と、交信成立に必要な符号を遣り取りする中で、10歳、小学5年です!との事でした。「桜川市の何処に居るの、高いところ?」と問いかけると、背後にお父さんが居るのがよく分かる間があって、「足尾山、標高500m、Eスポを狙ってまっす」とのお答えでした。1つ1つの会話に、ニコニコ、ハキハキ、ドンドンが感じられ嬉しくなりました。「楽しんでね~」と伝えて交信を終えました(17:33)。
本日は、図中にない、7コール記念局を含めると計6局と交信出来ました。新たな楽しい出会いもあって楽しい1日でした。
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